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本 やまとことば50音辞典 高村史司さん著

 

やまとことばは大切

 

最近何度も書いているやまとことばの美しさ。

やまとことばには「あ」から「ん」まで、それぞれの音にいにしえから脈々と受け継がれてきた深いメッセージがあります。

あなたの名前に宿っている「ことだまの力」がわかりますよ。

ぜひ、自分の名前の美しさに気づいてください。

 

古い地名の多くは、庶民が口伝で残したものです。

その多くがやまとことばです。

地名の由来を考えるときには、漢字にまどわされると大きな間違いをしてしまいます。

近代になって宅地開発が行われるようになると、「古くさい地名では人気が出ない」「水が出ることを感じさせる名前では高い値段で売れない」という理由で、その土地に縁もゆかりもない「〇〇が丘」「△△台」といったイメージ優先の地名が付けられる例もよく見かけられます。

すべてが昔の地名のままにすべきとは言いませんが、祖先が残した地名を、いともあっさりと消し去ってしまうのは残念でなりません。

人名は、親が子どもに「こう育ってほしい」と願いを込めて付けたものです。

地名は、祖先が子孫に「この土地にはこういういわれがある」と遺言代わりに残してくれたもの。

どちらも大切にすべきものだと思います。

(やまとことば50音辞典より)

 

ありがとうございます

 

古よりついこの間まで残っていたもの、こと。

今はいとも簡単に、仕事のためとなくなってしまいますね。

なくすのは簡単、出来る限り残していかなければ。

何が大切なのか、もう一度考えなければならない時に来ていると思います。

 

今日もありがとうございます。

これからも浄住寺ともども、宜しくお願いいたします。

 

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