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「お節料理」 新年を気持ち良く!お正月の豆知識②

新年を気持ち良く!お正月の豆知識 ~おせち料理の意味②~

新年を気持ち良く!お正月の豆知識 ~おせち料理の意味②~

 

おせち料理

おせち料理について、前回までの記事で歴史やそれぞれのお料理の意味についてご紹介してきました。
今回は前回に続き、おせち料理の二の重、三の重について、また正月におせちを食べる際に欠かせない「祝い箸」についてのあれこれもご紹介していきます。

おせち料理の意味 ~二の重~

二の重には、「焼き物」として縁起の良い海の幸を中心とした品々が詰められます。

鰤(ぶり)・・・ぶりは成長と共に名前が変わる「出世魚」です。そのため、ぶりを食べることで出世を願います。

海老(えび)・・・海老は昔から不老長寿を意味する生き物。海老のようにひげが長く、腰が曲がるまで長生きできますようにという意味が込められています。

鯛(たい)・・・鯛は言わずもがな、「めでたい」の語呂合わせで、おめでたい日には欠かせない食べ物として古くから定番となっています。正月にもぴったりですよね。

おせち料理の意味 ~三の重~

三の重には、山の幸を中心に「煮物」が詰められます。
「煮物」を入れるのは、家族みんなが仲良く結ばれるよう「煮しめる」という意味があります。

くわい・・・大きな芽が出るようにという意味があります。正月以外では食べる機会があまりありませんが、正月になると小さい頃、「芽が出るようにくわいを食べなさい」なんて言われたものです。子球がたくさんつくことから、子孫繁栄の意味も込められています。

こんにゃく・・・こんにゃくはこんにゃく芋からできていることから、三の重に入れられます。おせち料理に入れるこんにゃくは、手綱のようにくるっと中に巻いた形になっています。これは、両端が結ばれているように見えることから、縁結びを意味します。

ごぼう・・・細く長く根を張るごぼうは昔から縁起物とされています。細く長く幸せでいられるようにという意味を持っています。

レンコン・・・レンコンにはたくさんの穴が空いています。そこで、将来の見通しがきくようにという意味で食べられます。

おせち料理の意味 ~与の重~

与の重には、日持ちがする酢の物が入れられます。

紅白なます・・・にんじんと大根でできている紅白なますは、根菜のように根をはるようにという意味合いと、ご祝儀袋などについている水引に通じることからおめでたい意味があります。見た目も鮮やかで、おせち料理に入っていると華やかさがアップしますよね。

コハダの粟漬け・・・コハダも鰤と同様、出世魚です。コノシロという魚になる前の魚をコハダと呼びます。なので、こちらも出世を願って食べられます。また、粟漬けにすることで、五穀豊穣の願いも込められています。

菊花かぶ・・・冬が旬のかぶは消化がよく、おせち料理の箸休めにも最適。また菊は邪気払いの意味を持つ花です。かぶを菊の花のように飾り切りし、またおめでたい紅白の色にすることで、正月、そしておせちを彩ります。

 

祝い箸の意味と使い方

ここまでおせち料理の意味をご紹介してきました。
ところで、おせちを食べる時は祝い箸を使いますが、祝い箸の意味や由来も併せて知っておきましょう。
祝い箸は末広がりのおめでたい数字、八寸(=24㎝)でできています。
正月に限らず、お祝い事の食事には欠かせないアイテムです。

祝い箸は、通常のお箸と異なり、先端がどちらも細くなっています。
これは、一方を神様、もう一方を人間が使うためです。
こうした形の箸は「両口箸」と呼ばれていて、どちらも使えるからと言って、片方を使用してその後ひっくり返して再度使うことはタブーです。

また、お箸が途中で折れてしまうと非常に縁起が悪いため、丈夫で折れにくい柳の木が利用されています。
柳の木は神聖な木の象徴でもあり、正月などのお祝い事にぴったりです。
祝い箸は本来、元旦までは神棚にお供えし、元旦に使用した後は1月7日まで自分で洗って使うのが正しいとされています。
祝い箸の袋にそれぞれの名前を書き入れ、違いないようにするのも良いようです。

ありがとうございます。

いかがでしたか。
正月のおせち料理や祝い箸の意味を知らずに食べるのと、知って食べるのとではありがたみが変わってきますよね。
もちろん、地域や文化による違いはあるかと思いますが、是非来年の正月は意識して食べてみてくださいね。

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
さて、祝箸に家族の名前をかかなければ。

 

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