「即位の礼」「御代替り」「御世代り」の今年④
清々しい心を大切に
こんにちは。
昨日、神宮に正式参拝させていただきました。
気持ちのいい日、清々しい心となりました。
正宮の石段、下から2段目にご参列のみなさまと記念撮影。
2016年5月に行われました第42回先進国首脳会議に参加された要人たちが、同じくこの2段目に並んで記念撮影を行われたそうです。
あれから3年、この星はどのように変わってきたのでしょうか。
良くなった?悪くなった?
良しも悪しもあったかと思いまうが過去をどうこう言っても詮無い話し。
この御代替わりの一年をどのように過ごしていくか。
とってもとっても大切な一年。
今年5月1日に皇太子が新天皇と即位され(昔は即位ではなく践祚といいました)10月22日に「即位の礼正殿の儀」が執り行われます。
この「即位の礼正殿の儀」、どのようなことがおこなわれるのでしょうね。
(写真:神社本当「御代替り」より 即位礼当日賢所大前の儀(H2.11.12)
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「即位の礼正殿の儀」
即位礼当日 賢所大前の儀
即位礼当日、天皇陛下は賢所で即位の旨を御報告されます。
陛下は純白の御束帯をお召しになられ、お祭りを執り行われます。
昭和の御代替わりでは京都で即位礼が行われたことから、賢所もまた京都の春興殿(しゅんこうでん)に遷され斎行されました。
即位礼正殿の儀
皇位につかれた天皇陛下が、その即位を全国の国民、諸外国に対し高らかに宣明します。
儀式の執り行われる皇居正殿松の間の中央には天皇陛下が登られる高御座(たかみくら)が、その脇には皇后陛下が登られる御帳台(みちょうだい)が据えられます。
さらに正殿の中庭には、数々の「旛(ばん)」と呼ばれる仗旗(じょうき)が色鮮やかに林立し、弓や太刀などを手に古からの装束に身を包んだ参役者、供奉員らが整然と控えます。
黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)の御束帯をお召しになられた天皇陛下は、高御座に登られ、国民の代表である内閣総理大臣を前にして即位に際してのおことばを述べられます。
これに奉答して内閣総理大臣は陛下へ御祝いの言葉(寿詞(よごと)を奏上するとともに、萬歳を三唱し、国民挙げて陛下の御即位を奉祝するのです。
高御座
「高御座」とは、奈良時代以来、歴史的には大極殿(だいごくでん)、紫宸殿(ししいでん)などに設けられた天皇の「御座」のことです。
即位、朝賀などの大礼の際、歴代の天皇はここに着かれてきました。
現在の高御座は大正4年11月10日の大正天皇御即位の際に新造されたものです。
高御座は四角形の浜床の上に八角形の壇を重ね、その壇上に柱を立てて、天蓋(てんがい)を支える作りになっています。
高御座の頂上には大鳳が1つ、八方に小鳳が載っています。
通常は京都御所の紫宸殿内に安置されており、前回と同様、今回も京都から皇居に運ばれ、用いられることになっています。
天皇の即位礼に際して用いられる御座として、古来の伝統を継承した調度といえます。
ありがとうございます
我が国の悠久の歴史は、「古事記」「日本書紀」といった書物からその起源を窺い知ることができます。
天皇陛下の御先祖であられる天照御大神は、御孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を高天原より地上にお遣わしになりました。
以来、我が国では、天照大御神の御子孫が代々、天皇として御位をつがれ、日本の国を治められとともに、天照大御神をお祀りされてきました。
そして、大御神から授けられた稲によって稲作を行い繁栄してきたのです。
天皇の御代替わりに際して、様々な儀式が執り行われますが、そこには、この神々の次代の精神が息づいています。
儀式そのものは、時とともに変化してきましたが、大嘗祭をはじめとする皇位継承の諸儀式は、神代より現代にまで受け継がれてきた我が国の精神の継承の儀式でもあるといえます。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
この広い世界でたくさんの素敵な文化に出逢える今、天皇がいらっしゃるこの国の文かも一緒に感じませんか。
参考
冊子:神社庁「御代替り 平成から新しい御代へ」
冊子:日本政策研究センター「即位の礼・大嘗祭」
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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