「機織り」 染め織り 渡邊紗彌加さん

15の時初めて機織りをして「こんなに面白いものはない」と感じたことの無いときめきを覚え18の時初めて着物を織って「これは私の一生の道だ」と想いあれから十数年変わることなく織り続けている..いかにして生きるか何をして生きていくか問われた子供の頃から何をしても三日坊主熱しては冷め を繰り返しこのまま何にもなれずただ息をしてただ生活を送り生きることに耐え難い程の不安と恐怖に 葛藤に 焦燥にいつか負けるのだとそう思い..余りにも違和感を感じた気が違ってしまいそうな世界の中で唯一 私を受け入れてくれるもの添うてくれるもの無条件であるものそして神仏に繋がる道を指し示すもの..切実に染織と出逢わなければ生きてはいなくてそんな大切な存在で..この十数年の間に様々なことがあり只ひとりの無明の世界から今は多くの方に支えて頂いて多少の躁鬱はあれど穏やかな日を過ごしている人として学ばなければならないことがあまりに多すぎて果てのない道を案じては未だに全てを放棄したい想いに駆られることはあるけれどそれでも今は幸せだと想う
祈織 Inoriさんの投稿 2019年1月28日月曜日
機織り
15の時
初めて機織りをして
「こんなに面白いものはない」と
感じたことの無いときめきを覚え
18の時
初めて着物を織って
「これは私の一生の道だ」と想い
あれから十数年
変わることなく
織り続けている
.
.
いかにして生きるか
何をして生きていくか
問われた子供の頃から
何をしても三日坊主
熱しては冷め を繰り返し
このまま何にもなれず
ただ息をして
ただ生活を送り
生きることに耐え難い程の
不安と恐怖に 葛藤に 焦燥に
いつか負けるのだと
そう思い
.
.
余りにも違和感を感じた
気が違ってしまいそうな世界の中で
唯一 私を受け入れてくれるもの
添うてくれるもの
無条件であるもの
そして
神仏に繋がる道を
指し示すもの
.
.
切実に
染織と出逢わなければ
生きてはいなくて
そんな大切な存在で
.
.
この十数年の間に
様々なことがあり
只ひとりの無明の世界から
今は多くの方に支えて頂いて
多少の躁鬱はあれど
穏やかな日を過ごしている
人として
学ばなければならないことが
あまりに多すぎて
果てのない道を案じては
未だに全てを放棄したい想いに
駆られることはあるけれど
それでも
今は
幸せだと
想う