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葉月(はづき)「祭」 黎明書簡より

葉月(はづき)

祭とは

「奉る、祀る」で、神に服ろい神と共にあることを意味するが、本来、神は社に鎮座するものではなく、機会事に来臨され、祭りが終わると帰っていかれると考えられている。

神を迎えるための渡御(とぎょ)、神輿の宮入、そして、神に供えた物を直会という形で、神のお下がりとして身体に取り入れる。

特に夏祭りは、穢を祓う祭りとして行われていた。

夏の語源は撫づ(なづ)で、穢れを依代に撫で付けて川へ祓い流す事を意味し、こうした祓の信仰が、夏祭りとなったのである。

 

己亥 八月吉辰

 

一般社団法人 和の道 黎明会 理事長  中山貴英

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