着物一反に何匹の蚕の命が必要か?
着物一反に何匹の蚕の命必要か?
こんにちは。
着物が大好きな私。
着物といえば正絹。
正絹といえば蚕。
着物一反に何匹の蚕の命が必要かご存知ですか。
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
約2800匹もの繭玉
平均的には約2800匹もの繭玉が必要といわれています。
原種に近い「小石丸」や「松岡姫」「又昔」という品種ですと3000匹以上でしょうか。
多いと思われますか?少ないと思われますか?
約2800匹の蚕のお食事、桑の葉は100kg必要です。
だいたい女性4人分の重み・・・・。
繭の出来不出来によっても違いますが、一つの繭から取れる糸の長さは1200メートルぐらいだそうです。
一反は縦糸約3800本、横糸は、なんと45000回通すのです。
「あなたのお命頂戴して大切に織らせていただきます・・・」
職人さんはそんな思いで織るそうです。
めちゃくちゃ手が込んでますね。
「命を頂いている」という気持ちで着物に触れてみたことはありますか?
新品も古着も等しく「本物の贅沢」がそこにあるのだと思います。
だから大切にするんです。
着物として着れなくなっても、最後雑巾になって擦り切れるまで。
昔がいい、今は悪いとかはいいません。
でも、このような事を知らなければ、本当に物のありがたさがわからないと思います。
一つのものを作るのにどれだけの命と時間が必要かということを。
蚕に感謝して着物を着ていきます。
今日もいっぱいありがとうございました。
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld