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着物一反に何匹の蚕の命が必要かご存知ですか。

 

着物一反に何匹の蚕の命が必要かご存知ですか。

和の心 きもの 2014.01.28

平均的には約2800匹ぶんの繭玉が必要といわれています。
原種に近い「小石丸」や「松岡姫」「又昔」という品種ですと3000匹以上でしょうか。 多いと思われますか?少ないと思われますか? 約2800匹の蚕のお食事、桑の葉は100kg必要です。
だいたい女性4人分の重み・・・・。 繭の出来不出来によっても違いますが、一つの繭から取れる糸の長さは1200メートルぐらいだそうです。 一反は縦糸約3800本、横糸は、なんと45000回通すのです。 「あなたのお命頂戴して大切に織らせていただきます・・・」
職人さんはそんな思いで織るそうです。 めちゃくちゃ手が込んでますね。 「命を頂いている」という気持ちで着物に触れてみたことはありますか?
新品も古着も等しく「本物の贅沢」がそこにあるのだと思います。 だから大切にするんです。
着物として着れなくなっても、最後雑巾になって擦り切れるまで。 昔がいい、今は悪いとかはいいません。
でも、このような事を知らなければ、本当に物のありがたさがわからないと思います。 一つのものを作るのにどれだけの命と時間が必要かということを。

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