「油 箪」(ゆたん)って知ってますか?

「油 箪」、桐箪笥のカバーだけではない
こんにちは。
今日は旧暦1月7日、先勝(乙酉(きのととり))
旧暦だと七草粥ですね。
今ごろだと、七草も野山に出てきてるかな。
月齢は7.2
今日は油 箪のお話し。
油 箪(油 単とも書くそうです)って知ってましたか?
私は物は知ってましたが、油 箪と言うとは知りませんでした。
お琴のおおいも、獅子舞の胴幕も油 箪
「ゆたん」とは、油紙・木綿などでつくられた、 箪笥・長持ち等を汚れから守る、道具のおおいの事です。
昔は、床や畳を汚さない為に、燭台などの下に敷いた、油引きの紙や、布の事をいいました。
その後、諸道具を旅などで持ち歩く際に、汚れないようにする おおいをいうようになりました。
お琴のおおい、また、獅子舞で人が被り舞う胴幕(かや)もゆたんといいます。
現代では桐箪笥のカバーを指すことが多いですね。
油 箪は物を大切に扱うためのおおい、そして、用が終わると畳んで小さくなる。
素敵な油 箪ですよね。
ありがとうございます。
何か、現代でも、少し、さまを変えれば素敵な使い道がいっぱいありそう!
みなさま、ご提案を!!
(参考:株式会社小嶋与商店さま)
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
油 箪もあと何年かしたらなくなってしまうのかな。
いやいや残していかないと。
素敵な物を大切にする日本の文化だから。