旬のてしごと ~栗の渋皮煮~
栗の渋皮煮
こんにちは。
寺内町処の女将、陽子です。
四季を感じる食材で、旬の味覚を再発見。
昨夜の満月・一粒万倍日には【旬のてしごと】と決めていたのでがんばったよ~栗の渋皮煮
丹波栗は10月に入ってからしか入手できないので、今回のは一足早く収穫される和歌山の利平栗
渋皮煮って大変な【旬のてしごと】ベスト5には入るかも
ってくらい、半端ない労力。
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
大粒揃いです(⋈◍>◡<◍)。
誰が考えたのだろう
1~2日、栗を天日干し(干すと甘味が増すらしい)して、冷凍して、湯に浸ける。
という下準備が先ず大変。
そもそも冷凍した時点で「栗」の存在を忘れるのよね(笑)
そしてやっと下処理の鬼皮を剥く、重曹であく抜き、筋取り、あく抜きを、筋取り。
で、やっとこさ味付け~~
下処理から出来上がるまでの所要時間は栗の量約2kg で約4時間・・・65粒がムイムイ眠ってたり、割れたりで最終58粒(笑)
フ~~
『栗の渋皮煮』っていつ、誰がかんがえたんだろ?って毎回気になるので調べるけれど情報がない。
郷土料理として掲載する自治体は多いのだが、地元の栗の歴史はあっても「渋皮煮」に関する発祥や歴史を説明するところがが見当たらないらしいのです。
名だたる料理研究家が文献をいろいろあたっても戦後に忽然と登場する「渋皮煮」
もしかすると、明治時代に欧州のマロングラッセに似せて考案されたものなのだろうか…とも想像する。
とありました。
ホンマ気になる気になる
鬼皮を剥いた状態
縄文時代からも食べられていた
縄文時代の遺跡からも発掘されたという記録もあることから、日本でも古くから食べられていたのがわかります。
栗の大半を占める栄養素は「炭水化物」です。
3大栄養素のひとつでもある、炭水化物の主な役割は体を動かすためのエネルギー源になるということ。
そして栗の渋皮には、タンニンというポリフェノールの一種が含まれています。
タンニンは、抗酸化作用が望めることから、
老化の原因となる活性酸素を排除するはたらきが期待できます。
また、タンニンには炎症を抑えるはたらきがあることから、
鼻炎やのどの炎症を抑えることが期待できるので、
この秋から冬にかけて乾燥する時期にはこの「渋皮煮」はとっても良い働きをしてくれる食材なのですね。
1粒当たりのカロリーが約36kcalですから、5粒食べると180kcalにもなります。
これはご飯1杯分とあまり変わらない量です。
果実類としてはカロリーが最も多いとされ、食べ過ぎるとカロリー過多になり体重が増えてしまう恐れがあります。
しかし、言い換えると少しの量でも効率的に、エネルギーと栄養を取ることができる食材ともいえますね。
上記から栗は1日5粒くらいが適量だそうです。
全てにおいて食べ過ぎは良くなってことですね。
大タッパーにいっぱい
ありがとうございます
とっても大変な作業があっての『栗の渋皮煮』ですが、
せっかくの旬シーズン
一度は『渋皮煮作り』チャレンジしてみてね
お店で買うと超高級!!って意味がわかります(笑)
あ~~ん美味しい
今日もてしごとがんばったぁ~~
てしごと初めの満月は東から西へ移動する手前。
てしごと終わりは西の下の方に移動していた満月から欠けていくお月様でした。
なんとか、恥ずかしがり屋の中秋の名月2021年を愛でる事ができましたぁ
ありがとう~お月様
今日も良い天気な大阪。
すてきな一日をお過ごしくださいませね
長文お読み頂きありがとうございます。
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この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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