陽子の旬をいきる ~二十四節気 小寒~
1月7日 人日の節句「七草粥」
こんにちは。
寺内町の女将、陽子です。
四季を感じる食材で、旬の味覚を再発見
一汁三菜を発酵調味料で組合せたメニューをご紹介
今日は、1 月 7 日 人日の節句「七草粥」です。
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2022年 朝の寺内町風景
二十四節気 小寒(しょうかん)
新暦1月5日~1月19日頃
冬至を過ぎて寒さが厳しくなる時期で小寒の節に入ることを「寒の入り」といい、立春までの一ヶ月が「寒の内」です
この小寒の節には、
人日の節句(七草粥)、鏡開き、どんど焼き、成人式と様々なイベントがあり、
寒の入りから 9 日目の 1 月 13 日が「寒九(かんく)の水」、
17 日からは冬土用に入ります
五節句一番目の「人日(じんじつ)の節句」は平安時代に風習が広がり、江戸時代に五節句の中の一番最初の節句と定められました
他の五節句はご存知の通り、三月三日の「上巳の節句」、五月五日の「端午の節句」、七月七日の「七夕の節句」、九月九日の「重陽の節句」ですね。
小寒のおすすめ献立
七草粥はお正月の暴飲暴食で疲れた胃を労る食べ物ということで広まっていますが、
もともとは「一年の豊作と無病息災を願う」という意味を込められています
七草には邪気を払うという精神的なものばかりでなく、七草が持つ健康効果にも理由があります。
① せり 「競り勝つ(せりかつ)」
整腸作用があり栄養価が高い
② なずな 「撫でて汚れを祓う」
解毒作用があり胃腸障害などに効果が期待できる
③ ごぎょう(御がある形)「仏体」
咳止めやのどの炎症に効果がある
④ はこべら「繁栄がはびこる」
鎮痛作用があり、様々な予防薬とされた歴史がある
⑤ ほとけのざ(仏の座)「仏の安座」
整腸作用があり食欲増進や高血圧予防の効果がある
⑥ すずな(蕪)「神を呼ぶ鈴」
便秘や胃炎など胃腸の調子が悪い時に食べると良い
⑦ すずしろ(大根)「汚れのない純白さ」
食物の消化を助け、二日酔いにも効果がある
春の七草
人日の節句おすすめお献立
季節の酵素ジュース(リンゴ・和レモン・生姜)
春の七草茶粥(梅干し・野沢菜・蕪と牛蒡糠漬け・発酵白菜・なっ茶葉の佃煮)
鮭麹焼き いくら添え
豆腐の海老とブロッコリーあんかけ
鶏つくねと冬根菜のゴロゴロお味噌汁
デザート 丹波黒豆発酵あんこ
つくねと冬根菜の白味噌汁
豆腐のエビとブロッコリーのあんかけ
鮭の塩麹焼きいくら添え
発酵黒大豆ぜんざい風&なっちゃん煎茶
寒の時期に身体にやさしい食を摂り、エネルギーをしっかり吸収し、コロナや様々なウイルスに負けない身体づくりは自分だけでなく、周りの人々と一緒に行い、皆で力を合わせて春が来るのを楽しみに待ちましょう
無病息災を願う一年の最初の五節句 人日の節句
今まであまり親しみのなかった方も、今年は春の七草粥で胃腸を整てみてはいかがでしょうか
これからも大切に伝えていきたい大切な日本伝統文化の一つです
食べ物や身の回りの物を少し気にすることにより、身体にやさしく労ることができます
季節を感じ、旬の食材でからだにやさしい事はじめましょう
旬をいきる
日本だからできる喜びです
※長文お読み頂きありがとうございます
次回の二十四節気食事会は
1/15(土)大寒~小正月・冬土用~
当分の間は4名様限定の少人数数での開催です。
メッセージにてお待ちしております
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この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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