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古事記の魅力 祝詞は感謝の言葉

枚岡神社 中東宮司から学ぶ

こんにちは。
今日は、枚岡神社 中東宮司の「祝詞は感謝の言葉」のお話し。
先日、いつも気にかけてくださる枚岡神社の中東宮司に、近況報告とポスター掲示のお願いにうかがいました。
お忙しい中お時間をとってくださり、枚岡神社のご祭神アメノコヤネノミコトと関係の深い祝詞についても教えていただきました。

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

天岩屋戸伝説

天岩屋戸伝説、ご存知ですか?
スサノヲノミコトの大暴れに困り果てたアマテラスオオミカミは、天岩屋戸にこもってしまいます。
太陽の神様が隠れてしまったせいで、世界は真っ暗になってしまいました。
そこで困った神々は、お祭りの準備をして、アマテラスオオミカミに戻ってきてもらう作戦を立てました。
アメノコヤネノミコトが「祝詞」を高らかに詠い、アメノウズメノミコトが胸をあらわにして「踊り」、それを見た神々が「大笑い」すると、とうとうアマテラスオオミカミが出てきてくれた…という伝説です。
アマテラスオオミカミを戻したのは「笑い」と思われがちですが、「祝詞」「踊り」「笑い」が三点セットで重要だったんですね。
そして「祝詞」が何かというと「感謝の言葉」だそうです。
「アマテラスオオミカミがこもってしまって、初めてあなたのありがたみがわかりました。どうぞ戻ってきてください」ということなんですね(^0^)

 

ありがたい祝日

私たちもついつい感謝の気持ちを忘れてしまうことがあります。
忙しかったり、嫌なことがあったり…心を感謝に向ける余裕がないこともしばしば(>_<)
それでも素敵なことに、日本には祝日があります。
実は祝日ひとつひとつに、神様と関係する意味があるんですよ。
その意味をちゃんと理解して、節目ごとに「ありがとう」をかみしめたいものです♪

例えば「勤労感謝の日」。
本当は「新嘗祭」といって、神様に「新米がとれました、ありがとうございます」と伝える日なんです。
神社ではお祭りがおこなわれ、祝詞が詠み上げられます。
普段一所懸命働いているからダラダラしよう~という日ではないんです(^-^;)
そしてこの考え方を応用して、誕生日・記念日などの節目に、周りの人への感謝を持ち直す。
こういう風に、数々の節目を過ごせたら素敵だなぁなんてことも、中東宮司のお話から考えていました(^0^)/♪

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紙芝居古事記アプリ「誰が作ったの?日本」
5話目リリースしました♪

 

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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