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和室は素敵  礼節と自然が共存 

 

 

ほんとうの「和」の話

こんにちは。

今日は、アンティークきもの収集日本一のYuyaさんのお宅に知人ときものを見せていただきに行ってきました。

1万以上あるといわれるアンティークの中からざっと50枚ほど見せていただきました。

どのきものを見ても「わぁ~!素晴らしい~!」の連続。

見ても見ても、次から次へ、終わらない止められない・・・。

多くの人の一生懸命がこもったもの、これ以上の素敵なものはないですよね。

アンティークきもの、万歳!

そして和室の使い方もとっても素敵。

縁側があって、外の景色が気持ちよく、障子を上手に装飾された畳のお部屋。

のんびりのんびり。

本当に気持ちのいい時間でした。

Yuyaさん、ありがとうございました。

という事で、今日は和室のお話しをちょっと。

広田千悦子さんのご本、「ほんとうの「和」の話」より。

 

和室

畳、障子、、縁側・・・・・。

和室に使われているものを、一つ一つ考察してみると共通性があります。

一つ目にはまず、自然のもので作られていること。

そして二つ目は、内と外の世界を完全に遮断することなく、やわらかにつなぐ役割を果たしているものが多いこと。

たとえばそれは、欧米の建築が、頑丈な壁などでガッチリと外の世界と内の世界を分け隔てていることからすれば特徴的です。

世界と、どうつながっていたいと考える民族なのかが、象徴的にあらわれているのではないかと思います。

 

 

畳の部屋

また、の部屋のユニークなところは礼節と自然体、両方を包括する場所であること。

ある時はお祈りの場所であり、ある時は家族とくつろぐ場所。

礼節をつくし、正座をする場所である一方、ゲームや賭け事をしたり、ゆるめた体を投げ出しても似合う場所。

下手をすれば、真逆にとらえられる要素が、全く違和感なく共存する世界、というのもなかなか珍しい。

異なるものの存在を可能にするほど、懐が深い場所といえるのかもしれません。

また和室につながる玄関や、縁側のつくりも、細やかな配慮が計算し尽くされています。

このこだわりようをみていれば、日本人が家屋や自然、そして人と、どんな風に向き合い、つながりたいと考えてきたのかが、よくわかってきます。

 

ありがとうございます。

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

如何でしたか?

みなさまのお家には和室はありますか?

都会に行けば行くほどなくなってきてますね。

和室・・・、日本人の優しさがいっぱい詰まっているところかもしれませんね。

もしかしたら、お家はもちろん、学校の教室も和室、畳の部屋にしてみたら争うことなどなくなり、みんなのんびりと優しい気持ちになったりするかも。

きっとそうなると思う。

自然のものに囲まれるっていうことは優しくなるっていうことだから。

優しくなりたい時は浄住寺にお越しください。

自然と一緒にのんびり、のんびり!しましょうね。

 

参考
何故?畳のヘリをふんではいけないの?
無用の用「床の間」
襖が変えた美の表現
古風なものと聞いて思い浮かぶ物

 

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