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寒九の雨 春が近くまで

 

「寒九も雨」

 

お正月がすこしづつ去っていきます。

ぽたぽたと、やわらかい雨に流されていくように。

 

雨です。

なんだかすこしぬくい雨。

一月の五日めぐらいからを「寒(かん)」といいます。

「寒」にはいって九日目を「寒九」と呼ぶそうです。

その日に雨がふると、春が近いとか、豊年のきざしと、いいました。

(本:「ひらがな暦」おーなり由子さん著より)

 

「寒九の水」

 

「寒九の水」という言葉もあります。

 

寒の入りをしてから九日目に汲んだ水。

この水は寒さ厳しい中の水。

一年で一番澄んだ水とされています。

お薬を飲む水として一番。

ありがとうございます。

 

日本にはいろいろな言葉がありますね。

毎日毎日を言葉にして楽しんでいたのでしょうね。

 

やっぱり日本は素敵ですね。

 

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