金平糖のイボイボの数、いくつか知ってますか?
金平糖のイボイボの数を知ってますか?
こんにちは。
春分をすぎてから、気持ちのいい日が多いこと。
お天気のいい日は縁側でのんびり。
新緑を拝見しながらお茶を一服。
和菓子もいいけど今日は金平糖。
ポルトガルからきたお菓子ですよね。
金平糖のイボイボの数がいくつか知ってますか?
ありがとうを世界中に
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信長も愛した金平糖
ポルトガルが日本に影響をおよぼしたもの、じつに多彩です。
食文化も例外ではありません。
ワインを最初に日本にもちこんだのも、ポルトガルの宣教師たちでした。
さらに、ケーキやクッキーなどのお菓子に押され、いまではなかなかお目にかかれないくなってしまった「こんぺいとう」もポルトガルからもたらされたお菓子です。
こんぺいとうがお目見えしたのは、織田信長在世の安土桃山時代です。
当時は、甘いものはとても貴重品であり、こんぺいとうは甘美なうえに、見た目にも美しいということで、天下人の大のお気に入りのお菓子になったといいます。
イボイボは日本人の技術
こんぺいとうの特徴といえば、あの独特の表面に突き出したイボイボです。
これは、まずゴマに砂糖をかけて煎じ、そのまま乾燥させておき、さらにこれに熱をくわえると、糖分が吹きだして、イボのような角ができるという原理。
信長のお気に入りの一品になったことを契機として、日本国内で製造され始めましたが、当初この繊細なお菓子はかなりつくりにくかったようです。
しかし、器用な日本人のこと。
さまざまなお菓子の知恵を駆使して、とうとうあのイボイボを上手につくることに成功しました。
その技術は、本家本元の模倣にとどまらない高みへと極められていきます。
その和の知識が盛り込まれたのがイボの数。
将軍に献上する場合には、げんをかついでわざわざイボの数まで決めました。
宇宙を意味する天地六合(りくごう)にかなった数ということで、イボの数は36個でなければならなかったのです。
当初、ポルトガルから輸入されたものは、イボの数などバラバラでしたが、数を統一してしまう几帳面なところが、日本人の日本人たるゆえんですね。
わざわざイボの数を数え、足りないものや多いものは排除したというのだから、かなりの気の使いようです。
参考:日本人なら知っておきたい「和」の知恵
ありがとうございます
金平糖のイボイボは36個、って知ってましたか。
びっくり!
それより、天地六合(りくごう)の36、なぜ36なの?
ネットで検索。
天地と四方、上下四方、天下、世界、全宇宙とは出てきますが、なんで36?
「36の不思議」という記事を見つけました。
「36は、人の体温の平均値に近く、この半分の18は一分間の呼吸数に近く、その2倍と3倍は、血圧の下と上の値に近い。文化においても、富嶽三十六景、三十六不動尊、三十六歌仙、三十六計逃げるに如かず、などなど、三十六は1つのまとまりを成します。」
んーー! 摩訶不思議な数字。
どなたか、詳しく説明いただける方いらっしゃいましたらお願いします。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
日本はとっても素敵ですね。
(旧文:2018.04.21)
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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