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家紋研究家 森本勇矢さん「對い鶴に若松」とは 

對い鶴に若松(むかいづるにわかまつ)

鶴紋の中でも一際異彩を放つのがこの「對い鶴に若松」。
丹波国の波々伯部(ほうかべ・ほほかべ)氏の家紋である。
兵庫県篠山市の波々伯部神社の御神紋でもある。
その昔、鶴が咥えて持ってきたという若松の伝説があり、これが家紋の由来。
波々伯部神社には実際にその松が境内にあった。
老松となり現在では切られてしまっているが、現在では火鉢へと姿を変えている。
神社で見られる神紋は今回の形状と違っている。

 

 

今回の配色は墨色を基調として考えてみた。
地色は最初に丹色や紅殻色で考えていたのだが、若松のせいか、クリスマスな印象しか持てない配色になった為に断念。
因みに赤系にしようとしたのは先日アップした「飛び鶴」をタンチョウヅルでイメージしたので、今回はタンチョウ要素は考えなかった。
その変わりに丹頂の赤を地色にしようと考えたのであったが。。。
そこで上絵を赤くしてみた。
暑くなる前にまた波々伯部神社にお邪魔したいものだ。

 

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