日本の七十二候 「桃始笑」
日本の七十二候 「桃始笑」(ももはじめてさく)
こんにちは。
今日は旧暦の1月25日、先勝(癸卯(みずのとう)。
東北大震災から七年が経ちました。
まだまだ、復興されていない所も多々あると聞いています。
いち早い復興で、笑顔が取り戻せることを祈っております。
また、多くの方々のご冥福をお祈りいたします。
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
梅が終わると桃のころ
梅の花ももうじき終わり、庭先では沈丁花が香りほのかに咲きだします。
今年の桜は早いのでしょうか?
桜までのしばしの間、目を楽しませてくれるの花が「桃」。
3月10日から15日までは、七十二候の「桃始笑(ももはじめてさく)」のころです。
梅、桃、桜、あなたの好きな花は?
みなさまは、梅、桜、そして桃、好きな花は?
私は「桃」です。
桃といえば、三月三日の桃の節句です。
現代の暦では少し早いようですが、旧暦ですとちょうど花の盛りだったのでしょうね。
桃は、枝にそってたくさんの花をつけるので子孫繁栄の象徴として神聖視されてきました。
梅や桜と似ていますが、梅は花びらの先がまるく、桜は割れているのに対して、桃はとがっています。
とはいえこの時期は、杏、英桃(ゆすらうめ)、海棠(かいどう)など、よく似た花が次々と咲いていく時期です。
昔は花が咲くことも「笑う」「笑む」といいました。
どの花も、そして私たちもこの時期「笑み」がこぼれますね。
(本:入門 日本の旧暦と七十二候より)
桃源郷 平和な理想の地
桃は梅と同じく中国から来た花。
その中国で生まれたのが「桃源郷」。
中国、東晋(とうしん)の太元年中(376~396)武陵の漁師が船で川をさかのぼって桃の花が咲き匂う林に迷い込み、林の尽きる水源の奥の洞窟を抜け出ました。
そこには秦の戦乱を避けてこの地に隠れ住んだ人々が、漢・魏・晋と数百年にわたって世の中の移り変わりも知らず、平和な別天地での生活を営んでいました。
と、陶淵明(えんめい)の『桃花源記』に書かれていました。
(本:少学館 日本百科全書(ニッポニカ)より)
ありがとうございます
桃源郷、帰宅したのち改めて探し行ったけど見つからなかったそうです。
桃源郷、誰もが願う楽園・ユートピア。
桃源郷、どこにあるのでしょうね。
願うだけでは訪れはないかも。
天変地異が世界中で起きている。
争いも本当に嫌です。
大切な大切な自然を人間のエゴで破壊、崩壊していく現代。
自己中心で自分さえよければいいという現代。
もちろん、すべてがそうではないでしょうが。
神さまは、呆れてしまってるかも。
だから陛下は、譲位をされるのかも。
八紘一宇、世界中が笑顔あふれる日々でありますようにとお祈りするために。
これからの子供たちに、私たちが残さなければいけないこと。
それは、こんなに素晴らしい地球とともに自我ではなく利他、みんなと一緒にって思えることではないでしょうか。
それは、いつもいつも、「ありがとう」って思える心が大切。
この星に「ありがとう」がいっぱいあふれますように。
いつか、この星が桃源郷となりますように。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld