陽子の旬をいきる 「二十四節気 大雪」
四季を感じる食材で、旬の味覚を再発見
こんにちは。
寺内町処の女将、陽子です。
「和食の暦」四季を感じる食材で、旬の味覚を再発見。
一汁三菜を発酵調味料で組合せたメニューをご紹介。
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
◆二十四節気 大雪
小雪から続く仲冬の季節です。
山だけではなく里でも雪が降るようになり、季節は真冬に突入します。色んなものが真っ白に覆い隠され、閉蔵の季節。
新年の支度をはじめる「事始め」は12月13日。
すす払いから大掃除をするなど年末行事が目白押しで慌ただしい時期でもあります。
イベントの多い時期ですが、今年はコロナ渦で自宅に籠り、身体にやさしい食を摂りエネルギーをしっかり吸収し、春が来るのを楽しみに待ちましょう。
あんぽ柿のなます
干すことにより活性酸素を除去する抗酸化作用の働きがあるビタミンAが二倍になるあんぽ柿は食物繊維も豊富で、老廃物を体外に排出する整腸作用があります。
甘酢に漬けた大根で巻いてすっきりと。
大根は塩をおいてしんなりさせてから、酢と甘酒で作った甘酢に浸けておいて、あんぽ柿を巻く
大根蒸し
大根は気を巡らせる、胃腸の働きを助ける作用があります。胃もたれや消化不良、お腹のハリなどの改善に効果的です。
また、体の余分な熱を取り除くため、せきやのどの痛み、痰の症状を緩和してくれます。
大根は濃いめに引いた出汁に塩、薄口醤油麹少々で軽く味を浸け、面取りした大根の残りを包丁で叩いて梅紫蘇と和えてのせる
牡蠣の昆布焼き
海のミルクと呼ばれる牡蠣には亜鉛が多く含まれるので、疲れなどでストレスが多くなるこの時期には大切な海の幸です。
五行は腎水に属し、勢力をつけ、不眠を直し、解毒や神経強化に効果的です。
牡蠣は綺麗に洗って酒に浸し、昆布は水で戻しておき、その上に牡蠣を並べてグリルで焼く
自然薯と若芽、春菊のお吸い物
自然薯は古くから漢方薬としても用いられ、滋養強壮をはじめ疲労回復、虚弱体質の改善や食欲増進、免疫力を高めかぜ予防などに優れた効果があるとされています。
すりおろした自然薯をスプーンで出汁に入れ火を通し、器にサッと湯通し若芽と春菊を加える
むかごご飯
むかごにはアミラーゼなどの消化酵素がたくさん含まれていて、米などのでんぷんを含む食材の消化を助ける働きがあります。
白米にもち麦を少々混ぜて、酒と塩麹でムカゴと炊くと食感と味がしっかりして美味しい
冬の食材は黒いもの固いもの(海藻類、貝類、牛蒡、ムカゴ、カボチャ等)が腎をサポートします。
また、外出時にも黒い洋服が太陽のエネルギーを吸収しやすいと言われます。
食べ物や身の回りの物を少し意識をすることにより、身体にやさしく労ることができます。
季節を感じ、旬の食材でからだにやさしい事はじめましょう。
「旬をいきる」
日本だからできる喜びです。
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この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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