和のうんちく「和傘」
「和傘」
こんにちは。
日ざしや雨をしのぐ傘は、仏教の儀式用具として飛鳥時代に中国から伝来しました。
その後、傘紙は防水のため油紙を使い、骨は弾力性のある竹を用いて開閉可能になりました。
江戸時代には主に医者や僧侶が用い、すれ違う相手をぬらさないよう傘をすぼめる「傘かしげ」の気くばりがありました。
ありがとうを世界中に
Arigato all over the World
和傘をさしてみませんか
まずは、ぜひ本物を一度手に取ってみてください。
開いた瞬間に、パッと広がる美しい空間。
柄物の傘なら、まるで万華鏡の中に入ったようですよ。
さながら、プライベートなプラネタリウム。
雨傘は、和紙に防水のための油を塗ってあるので、雨の日でも十分透け感を楽しめます。
40本以上の竹の骨が等間隔に影をつくり、美しいかがり糸が花のように広がることで、凛とした雰囲気が漂います。
実用品から生まれた美しさ=「用の美」です。
着物を着た日に、すれ違う人々の視線を感じて、ちょっとした優越感を感じることがありますよね。
あの感覚です。
着物は気軽に着られなくても(まして雨の日には!)、和傘ならどんな洋服の日でもコーディネートのポイントになります。
和傘は安いものとはいえませんが、コートやバッグと同じくらいの値段で、日々使うと思えば元はとれそうです。ご年配の方から「私たちのころは、お嫁に行くときに、母から1本持たされたものよ」と声をかけられたことも。
コミュニケーションのきっかけにもなりそうですね。
和傘の雨音
傘を開くときのハジキ(止具)のポンッという音。
エゴマ油、アマニ油といった、昔ながらの油の香り。
竹に塗られた漆の感触など……。
日本の風情を感じられて、背筋がしゃんとする思いです。
台風の翌日にビニール傘が町に捨ててある光景より、傘一つも大事に使う気持ちでいたいです。
「傘、すぐなくしちゃうんだよね」なんて言わずに、いいものを持つ豊かさを身につけてみませんか。
使う人がいるからこそ、和傘作りの技術が守られていきます。
ありがとうございます
でも、和傘をもつことはないですね。
和傘、欲しい~!!
私は雨の日でも着物を着て和傘をさしたい!です。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
(文参考:長良川STORYより)
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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