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日本の伝統工芸を次世代に継承させるために、、、、

LVMHメティエダール ジャパン

こんにちは。
今日は知人の高橋新さんのFBからです。
日本は本当に大切なことを忘れてしまっていますね。
いや、ちょっとはわかっているのかもしれませんが結局は我が優先しているのでしょうか。
いつからこんなになってしまったのだろう。
一度、2000年以上の歴史に終止符を打って大きな変革をするときが来てのかもしれませんね。

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

高橋新さんのお話し

ルイ・ヴィトングループのアルノー氏は以前より自国フランスの文化芸術への投資をしてきた方。
あまり知られていないけれど、ノートルダムの修復のための寄贈のトップは、アルノー氏のLVMHで、250億円を超えています。
それもまだ消火活動が終了する前に寄贈を即決したそうです。
ルイ・ビトングループは昨年11月にメティエダール ジャパンを立ち上げ、日本の伝統工芸職人を支援する活動を正式に開始しています。
欧米のブランドでは、日本の職人技を使うことは珍しくなく、どこかエキゾティシズムという価値を生み出してきました。
世界大戦の影響で生まれたバンブーなどがその例です。
私自身もブランド時代に、漆、蒔絵職人の巧みな技とスイスの時計職人のコラボ商品を実現したり、龍村織や甲州印伝の材料で、靴やコートなどを世に送り出したこともありました。
本国から日本を訪れたクリエイティブディレクターなどは、日本の繊細な感性に惚れ込んでいました。
今回ルイ・ヴィトンは大きく動き、日本の政府と結びつきました。
どのような展開になるのか楽しみです。
日本の文化芸術の予算は、過去10年間ほぼ横ばいの14パーセント増で、2020年度予算は1166億円。
お隣の韓国は、129%増で、日本の約3倍の3438億円。
如何に日本の規模が小さいか。
日本の1企業の広告宣伝費と比べると、昨年はSONYがトップで2600億円、セブン&アイが1129億円程度。
今の日本は国として芸術文化に優先順位を置いていないのがよくわかります。
予算を大幅に、何がなんでもあげようとしているのは防衛費という国です。
日本の超富裕層の方の中には、個人で宇宙に行くために、1000億円近い金額を使われる方もいます。
空海も人を取り巻く宇宙を説いていますし、北斎も北斗七星を拝む妙見信仰。
宇宙探索もとても大切な活動です。
今の時代、数百億円は一個人が使える金額です。
ブランドに携わってきた一個人として、政府が海外のブランド投資グループに、自国の伝統工芸文化の再建を頼り、自らはそこに予算も付けない文化後進国の枠から抜け出せないことが、情けなく思われます。
ドゴール大統領が初代文化大臣として任命した、アンドレ マルローのような文化大臣は日本にはいないのでしょうか?

ありがとうございます

日本という国、2000年以上の歴史を持つこの国。
いつのまにか大切なことを忘れてしまっているのではないでしょうか。
目先の事だけ。
そして我。
違うと思うな。
大切なことは「私が」と思うのと同じように「あなたと」を大切にすることではないでしょうか。
携帯ひとつで何でもできる時代。
2000年の歴史の中で、ついこの間まで横ばいだった文明がこの数十年で急激に加速。
そこで置いてきてしまった文化。
文化あっての国、そして歴史だと思います。
もしかすると大きな変革を必要としているのかも知れませんね。
葛飾北斎ならなんと言うかな?
最初の絵は、葛飾北斎の信州小布施、上町祭屋台天井絵

これからの子供たちのために本当に必要なことをみなさんと改めて考えたいと思います。
これからも宜しくお願いいたしますね。

いつもありがとうございます。

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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