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「伝統」それは続けていくこと

伝統とは

こんにちは。
伝統、それは続いてきていること。
続ける、それは一番難しいかもしれませんね。
そこには、さまざまな歴史があり、それを知った上で伝統を継承していくのでしょう。

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

時代に合わせる

第61回日本伝統工芸展岡山展(県立美術館、朝日新聞社、日本工芸会など主催)が13日、岡山市北区の県立美術館で始まりました。
開幕を前に、備前焼の重要無形文化財保持者(人間国保)、伊勢﨑淳さん(78)に伝統や工芸について聞いた。

――伝統とは

伝統という言葉は何か古くさいイメージがあるが、本当の意味の伝統は、時代の感性とか、生活、環境などいろんなものの影響を受け、常に革新を重ねて生まれていく。
その積み重ね、連鎖だ。
昔のそのままを引き継ぐことではない。

本質は常に変わらない。
自然の素材を使い、それを人の手で美しい物にすること。
技術を磨き、美しい物を生み出していく。
そして時代に合わせ、新しい創造が加わって初めて伝統としてつながっていく。

外国のクラフトには使うという意味が強いが、工芸にはアートとしての側面が強く残っている。
素材と技術に根ざして、新しい物を生み出していこうという姿勢が大事だ。
日本独自の考え方で、そこをうまく生かして発展させていけば良いと思う。

 

 

歴史を勉強

――使う物とアート。そのバランスは

僕も最初は、使える物を作ってきたが、ここ10年くらいは、どんどん変わってきて、オブジェが中心になってきた。
備前の土の持つ可能性に挑戦したいというのが、今の一番の気持ち。
年齢的に後がないから、やりたいことをやろうと思っている。

――伊勢﨑さん自身が大事にしていることは

自然の素材、それをうまく生かすことが、一番。
先人が積み重ねてきた物を大切にして、より効果的に生かせるように。
また、新しい技術を生み出すように、そういうことを常に考えている。

――若い作家たちに伝えたいことは

歴史から勉強することが大事。
先人が積み重ねて新しい物や技術を生み出しているわけだから、しっかり勉強し、創造性をもって、挑戦してほしい。
それを縦軸とするなら、現代の感性、生活、そういう横軸と、両方で物を作っていかないといけない。
工芸の世界だけをじっと見ているだけでは、どうしても視野が狭くなる。
建築、絵などいろんなことを勉強し、やっていかないといけない。
広い目で見た方が良い。(聞き手・西江拓矢)
(文:朝日新聞)

 

 

ありがとうございます

日本にはどれだけの伝統と言われる物があるのでしょうね。
一度調べてみよう。
日本だから長い歴史を持つ伝統の物があるのでしょうか。
海外のように、自国の歴史が200年、300年の国には千年続く伝統の物はないのかな。
これも調べてみよう。
伝統、そこには歴史が必ずついてますね。
改めて日本の伝統の品々のすばらしさを見て、使って、楽しみたいと思いました。

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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