日本の夏の工夫 内と外を結ぶ「縁側」
日本の夏
こんにちは。
今日は立秋。
秋はすぐそこまで来てるのかな。
まだまだ、残暑厳しき毎日ですが、昔から、日本人は夏のすごし方に工夫をこらしてきました。
日本の家のつくり方も、「夏をもって旨とすべし」というように、夏に快適であることを基本としてました。
それは、冬になると雪にとざされる東北でも、暖房設備が発達しなかったことからもわかります。
冬の寒さは我慢できても、夏の暑さは我慢の限界をこえていたから、なるべく風通しのよい、開放的な家のつくりが、日本建築の伝統でありました。
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内と外を結ぶ縁側
日本の家には、窓というものがほとんどありません。
障子をあければ鴨居から敷居まで解放されるから、座敷は庭からの風を前面に受けられます。
ここで大事なのは座敷と庭の間の「縁側」。
内と外を結びながら、どちらとも付かず離れずの縁側こそ、夏のための空間でありました。
夕暮れどきになっても、縁側は座敷のなかほど暗くはないし、といって昼間の余熱を残す土からは一歩しりぞいて、そこに憩う人の姿も心なしか”はんなり”と見えます。
縁側の延長が道端に置いた縁台(床几)ですね。
ついこの間まで、ここに腰掛けうちわ片手に蚊遣り(かやり)をたいて将棋をさす男たちが街角でみられたものです。
縁先には水が打たれる。
道にもたっぷり打水をする。
水は一番うれしい夏のご馳走ですね。
(文:熊倉功)
ありがとうございます
一昔前に、当たりまえにあった夏の風景。
猛暑の日でもとっても涼しそう!
そして、縁側にたたずむと心落ち着きました。
今では都会ではそうそう見ることないですね。
たまにTV-CMの田舎のお家で見かけるかな。
「縁側」ってこれからの時代わかるのかな?
まだ私は実際に幼いころの家に縁側があったからわかるけど、これからの子たちにはわからない時代になるのでしょうね。
日本人らしさ!とっても大切なことなんだけどな。
多分、現代において、世界中で、先進国と呼ばれている国の中で、自然と共に生活してきたのに。
これは私たちの責任ですね。
風流っていうのかな、そういうものを残して伝えていかなければ。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
家の中にも日本の文化がいっぱいあります。
できるならいつまでも大切にしたいですね。
この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.
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