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「襖」が変えた美の表現

アレックス・カーさん

こんにちは。
今日の産経新聞に「襖が変えた美の表現」という題が。
読みたくなりますよね。
はい、みなさんとシェア!
米国出身の東洋文化研究者で、昨年「もうひとつの京都」を刊行されたアレックス・カーさんのお話しです。
アレックス・カーさんは日本各地の古民家をよみがえらせて、地域振興をされてこられました。
東洋美術に対する深い教養に根ざした批評精神で、次世代のツーリズムを切り開かれ日本観光のさらなる可能性を求めていらっしゃいます。
徳島県の祖谷(いや)は、四国の山間部でも秘境中の秘境として知られていますが、この過疎化が進んだ山里で、住む人がいなくなった茅葺屋根の古民家を再生され一棟貸しの宿泊施設として再生されました。
祖谷の他にも、五島列島の小値賀町(おぢかちょう)、古い商店街が残る香川県の宇多津町(うたづちょう)、奈良の秘境と呼ばれる十津川村など、その地ならではの再生プロジェクトを手掛けられてこられました。
現在も数多くのプロジェクトに取り組んでいらっしゃるそうです。

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

noteをはじめました。
宜しかったら、のぞいてみてくださいね。
Qのインスタも宜しくお願いします。

 


(アレックス・カーさん 写真:京都先端科学大学より)

 

「引き戸」は日本の発明

「例えば「引き戸」は日本の発明ですね。」
寒さ厳しい中国北部や韓国の住居はレンガと漆喰の壁に覆われていたのに対し、伝統的な日本家庭は床の間や押し入れ、土間の周りを除けば壁らしい壁はなく、梁と柱だけの構造で、すかすかの空間。
蒸し暑い東南アジアの高床式住居に影響を受けたというが、日本の冬場は空間を閉じずに過ごせない。
「そこで平安時代中頃には、長押(なげし)に鴨居をつけて溝を掘り、床に敷居を付けて引き戸がはめこまれるようになったのです。」
世界の主流は蝶番えお使った開き戸。
光や空気を微妙に調節する、障子や襖といった引き戸は「近代まで日本にしかなかった」という。
さらに「襖は日本美術を変えた」とカー氏は畳みかける。
将軍足利義政が隠居所として建てた銀閣寺の東求堂(とうぐどう)に見られるように、室町中期に生れた書院造りの特徴は「床の間」と「違い棚」とされるが、それは同時に畳の部屋と部屋を仕切る襖の時代の到来であり、「絵師はのびのび描ける巨大なキャンパスを与えられることになった。
平安時代の絵巻などに見られる、小さくかわいらしい表現では間に合わない。
面積が、新しい表現を生み出すこともあるんです。」

 


(写真:お寺空間「浄住寺」より)

 

「襖」は日本美術を変えた

将軍足利義政が隠居所として建てた銀閣寺の東求堂(とうぐうどう)に見られるように、室町中期に生まれた書院造の特徴は「床の間」と「違い棚」とされます。
それは同時に畳の部屋を仕切る襖の時代の到来であり、「絵師はのびのび描ける巨大なキャンパスを与えられるなった。平安時代の絵巻などに見られる、小さくかわいらしい表現では間に合わない面積が、新しい表現を生みだした」と。
空間全体を囲み、連続する襖をどう彩るか。
絵師たちは、松や竹など一つのモチーフを反発させたり、「琴棋書画(きんきしょが)」「竹林七賢(ちくりんしちけん)」といった中国由来の組絵の画題を多用したりと工夫を重ねられたそうです。
襖全体を斜めに切り裂くように一本の梅の枝を描くなど、空間を生かした表現も生まれました。
「襖ひとつから日本美術のエッセンスが見えるし、扁額ひとつから禅の世界が広がる」と。

京都の亀岡を生活拠点にしていらっしゃる、アレックス・カーさん。
「もうひとつの京都」にも「観光客だらけの清水寺や金閣寺も、百回以上訪れている大徳寺や銀閣寺も、足を運ぶたびに発見がある」と言われてます。
(私も改めて行ってみたいな)
観光ガイドや歴史書などからいろいろな情報を得ても、主体的に見て感じて、掘り下げて考えてみれば奥深い魅力を新たに感じることが出来るかもしれないとおっしゃってます。
この本では、アレックス・カーさんが長年京都を巡りながら、友人のライター、キャシー・ソコルさんと語ったお話しが書かれています。
「門」「堀」「床」「畳」「額」「襖」などを切り口に、広く西洋やアジア諸国の文化と比較しながら、京都と日本文化をカーさんの目線で読み解かれています。
(参考:産経新聞より)

 


(写真:お寺空間「浄住寺」より)

 

ありがとうございます

「んーーー!なるほどなるほど」と唸ってばかりのお話しでした。
今の日本の住居には畳、襖、もちろん床の間、鴨居などなくなってしまい、子どもたちは知らないのではないでしょうか。
そこには「禅の世界が広がる」を感じるのですね。
私など浄住寺でいつも見ているのに、そのように見ることがなくお恥ずかしい。
でも、とてもいい勉強になります。
改めて一つ一つを大切に見て、触れてみたいと思います。
そこにある和のすてきなコトを感じながら。
そして、さっそく本を購入しなければ。
読みたい!

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
日本のすてきを一緒に楽しみましょう。
Thank you. Let’s enjoy the beauty of Japan together. 🌸🍵

参考
高野山 空間も時間もどこにも繋がっていない場所
神楽という祝祭空間へ
「華倭里行燈」 暗闇の中にこそ情緒が

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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