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風呂敷を活用した生活〜色と模様の選び方〜

風呂敷を活用した生活〜色と模様の選び方〜

風呂敷には、様々な色や模様があります。今回は色の持つイメージやしきたり、そして模様の持つ意味をご紹介したいと思います。もちろん自分の好みだけで選んでも良いのですが、知っているのと知らないのとでは、選ぶ目線も変わると思いますよ。

色による、しきたりやイメージ

素敵な模様を選ぶにも、ベースのカラーは重要ですよね。模様の意味を知る前に、まずは代表的な色が持つイメージやしきたりについてみてみましょう。慶事や弔事などの場面では、やはりその場に相応しい色味を使いたいものです。

赤色

夜が明け(朱)て明(赤)るくなるとの意味から、おめでたい色の代表と言えます。華やかで明るいイメージは、婚礼や結納などの慶事に相応しい色ですよね。赤だけでなく、濃いピンクや少し暗めの赤色など、赤といっても様々なカラーがあります。模様によって、ベースの赤のタイプを選ぶのも良いですね。

青色

青色は、とても身近な色だと言えます。自然の空や水も青色と表現できますし、藍染の藍色や紺色は、江戸の時代から庶民の衣類などにも用いられてきました。そのため、普段使いにも適していますし、色味の深い紺色であれば、お葬式などの弔事にも使用できます。

紫色

紫色はもともと、貴族や皇族、高僧などなど、高貴な方のための色でした。 色の中の色といわれ、優雅さ、気品を兼ね備えた色と言えます。古希や喜寿のお祝いの際にも使われていますよね。紫色は慶事にも相応しいだけなく、弔事に用いることができる万能色。もちろん、普段使いにも季節を選ばず使用することができます。

緑色

緑色のふろしきも、慶事だけではなく、お葬式・法事などの席にも使用できます。ただ色味によって少し場面を考えましょう。明るい緑は普段使いに、落ち着いた緑であれば弔事に使えます。普段使いには明るい緑に華やかな模様が入ったものを使うと、気持ちも元気になりそうです。 うぐいす色や利休色とも呼ばれていて、江戸時代には非常に流行した色味だそうですよ。

黄色

こちらも金茶や山吹色として江戸時代に流行した色味です。黄色でイメージするのは、やはり黄金。富貴に通じる色ということで、おめでたい場面にぴったりの色味です

パステルカラー

現代になって出てきたカラー。昔ながらのしきたりはありませんが、華やかな色味はやはり普段使いやおめでたい場面で使うのが良さそうですね。優しい色味に大きな模様も素敵ですし、小さな模様があしらわれていると、また雰囲気が変わるでしょう。ファッションとして楽しむのにも適しています。

模様の意味とは?

色だけでなく、模様にも意味をもたせていたと言います。現在はモダンなもの、シックなものなどもたくさん出てきておりますが、今回は伝統的な模様の意味をいくつかご紹介します。

唐草模様

唐草模様と聞くとは、どろぼうをイメージする人が多いかもしれませんね。でも決して縁起の悪い柄ではありません。蔓草の茎や葉がどこまでも伸びていく模様ですから、生命力の象徴なのです。一族の繁栄や長寿を意味する、縁起がよい模様なんですよ。泥棒のイメージがあるのは、空き巣に入った泥棒が盗んだ品を持ち逃げる際、どこの家にでもある唐草模様の風呂敷を使っていたから、と言われているようです。

市松文様

2色の四角形をモチーフにしたこの模様。東京五輪のエンブレムにも採用されました。江戸時代の歌舞伎役者、初代佐野川市松という歌舞伎役者が、袴(はかま)の柄に使用していたことが由来だそうです。古くから愛され、現代でもよく使われますが、意外にも大きなメッセージ性はないようです

鱗(うろこ)模様

2色の三角形がたくさん並んでいるこの柄は、その名の通り竜や大蛇の鱗に見えることから名付けられたそうです。龍や大蛇は、昔の人にとって大変恐ろしい存在。そのため「魔除け」「厄除け」の意味を持っていたそうです。

麻の葉模様

小さなお花が並んでいるようにも見えるこちらの模様。幾何学文様が麻の葉に似ていることが由来だそうです。麻の葉はとても丈夫で、どんどん伸びていくことから、子供が健康に成長するようにという意味を持っているのです。

矢絣模様

矢絣は、矢羽根をモチーフとした模様。弓で射た矢は戻ってきませんよね。そこから「出戻らないように」という意味を込めて、江戸時代の嫁入り道具として、矢絣模様の着物を持たせていたそう。戻らずまっすぐに突き進むこの柄は、縁起が良いとされています。

最後に

いかがでしたか。色や模様の意味を考えながらお気に入りの風呂敷を見つけて、ぜひ生活の中で活かしてくださいね。   手ぬぐいってこんなに便利!実は便利な手ぬぐいの使い方5選!Part① 風呂敷を活用した生活〜なんでも包める魔法の布の包み方〜 風呂敷を活用した生活~まずは歴史を理解しよう~  ]]>

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