1. HOME
  2. 和のすてき
  3. 和のお話し
  4. 「千葉椿」 家紋研究家 森本勇矢さん

「千葉椿」 家紋研究家 森本勇矢さん

千葉椿(ちばつばき)

椿の花弁が丸ごと落ちる様を武士は「首が落ちる様子に似ている」として椿を嫌った、という逸話があるが、これは幕末から明治時代以降の流言であり、むしろその潔さに好感がもたれたという。
日本初の人体解剖を行った山脇東洋の家紋は椿紋で「八重椿(やえつばき)」ともいう。
東洋より始まった山脇氏の独占紋である。

 

 

東洋が解剖を行う際に献体された遺体は14名で全て首が無かったという。
偶然にも千葉椿の花弁の数も14枚。
山脇東洋は解剖した遺体の魂を背負っていったのであろうか。
(2015年12月2日  Instagram投稿)

【彩紋】
著書:日本家紋大辞典

 

 

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

関連記事

最近の記事

アーカイブ