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習わしとは習慣、風習、しきたりのこと

日本人の心のありかた

こんにちは。
独特の風習や習慣を持つ国は世界中に数多くありますが、長い年月、日本人が育んできた文化や習慣の背景に見え隠れするのは心のありかたですね。
たとえば、たった一杯の茶を友と味わうために、惜しむことなく時をついやし心をつくそうとする穏やかな感性。
そのことで生まれる深遠なるものに気づく豊かさ。
思いのままに花を咲かせ続けようとするよりも、あえて咲いてから散るまでの短いひとときのなかに美しさと喜びを見出す洗練された精神。
とてもとても大切な、日本人の心のありかたですね。

ありがとうを世界中に
Arigato all over the World

 

「ありがとう」という思い

浮かび上がってくるのは行事や祭りの特別なハレの日だけでなく、ケ=日常的なふだんの生活のなか衣・食・住などあらゆる身の回りのものにまで花鳥風月を読み味わいながら生きようとする深みのある暮らし。
そこにはすべてのものに神が宿ると考えてきた「八百万の神」の発想がい息づいています。
ハレとケのリズムが繰り返されることによって生まれるもの。
このことにわたしたち日本人が重きをおいてきたのは、それがどれだけ恩恵をもたらしてくれてるものなのかということを昔から知っていたにちがいありません。
季節にひそむとっておきのエッセンスを暮らしのなかにおりこもうとしてきた意思のあらわれ。
それが日本の風習、習わしです。
単なる決まりごととしてしまえば退屈でつまらないものかもしれませんが、編み上げてられたそのかたちの背景にある意味に気持ちをかたむけてみれば、違和感なく体になじむものとなるでしょう。
さまざまなことが便利になってきた一方で、大切なものをどこかに忘れてきたと感じることがあるならば、わたしたちが無意識のままに途切れさせてしまうかもしれない習慣や習わし、そして行事のことかもしれません。
世界でも珍しく豊かな感性なくして生まれるものではないこのたからものをもう一度味わい、誇りを持つべきときにきているのだと思います。
おうちで楽しむにほんの習わし:広田千悦子)

 

2014020702
(絵:源氏御祝言之図・三代豊国 )

 

自然と一体

それでは日本人は世界でも珍しい豊かな感性を持っているのでしょうね。
古来の日本人の考え方の中に「宇宙の起こっていることはすべて正しい」とあります。
この考え方から察すると、宇宙が生み出した人間も本来正しいものであり、自然と一体になろうと思い、そのために徳を持つようになったのです。
また、正しい社会とは自然と一体であることが何よりも大切ですよね。
宇宙はとてもとても大きな生命体で、その流れは循環活動であり万物一体であるといえるでしょう。
この方向性と一致した仕事や生活をするためには、天地の間に生きとし生けるものすべてと私が一体であると考えていました。
何よりも大切なことが分かっているのですよね。
この思いの中から、習慣、風習が生まれて、そして今までも続いてきているのでしょう。

 

ありがとうございます

広田千悦子さんは、いつもすてき。
今日のお話しもおっしゃる通りですね。
日本人ってすてきなすてきな心を持っているのに、そう感じている人はほとんどいないのでしょうか。
感じていれば、多くのことに「ありがたいな」って感じると思います。
まだまだ戦争や争いが絶えない毎日。
どうして人間は古来より不必要に争いをするのでしょうか。
特に日本人は古来より自然と一体ですべてに感謝する心があるのに。
きっとそれは我(が)という思いから千恵ができ、損得を考えるようになったからと思います。

もういいでしょ、そんな時代は。
新らためて、すべてを大切にすることが当たり前の習慣となる時代にしましょう。
一人一人の思いからです。

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
(最初の写真:楊洲周延「江戸風俗十二ヶ月 八月月見の宴」)

 

この星が笑顔あふれる毎日となりますように。
Hope there will be a smile everywhere, every day.
これからの子供たちに幸せな世の中となりますように
Wish the world will be full of happiness with children.

#ありがとうを世界中に
#ArigatoAllOverTheWorld

 

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