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木枯らし1号  風の名前いくついえますか?

 

こんにちは。

  台風が去って冬の到来を告げる「木枯らし1号」が吹いたと発表がありましたね。 気象庁は、秋から冬にかけて冬型の気圧配置で、最大瞬間風速8m以上の北寄りの風が初めて吹いた日を「木枯らし1号」の発生日としているそうです。 木枯らしが吹くと秋から一気に冬がやってきた気がします。 「寒う~!」 さて、日本らしいのですが風の名前、たくさんあります。 いくつ言えますか。   風のなまえ、いくついえますか?   風のなまえの種類の多さにはびっくりします。 なまえを見ただけでどんな風なのかわかるもの、その場の風景が浮かんでくるものなどいろいろ。 春一番 立春から春分までの間にはじめて吹く9m/秒以上の風。 花風(はなかぜ) 桜の花の盛りに吹く風。 花を散らしていく風。 春風 東や南から吹く、おだやかな春の風。 黒南風(くろはえ) 暗雲がたちこめる梅雨、暗い雲に覆われるころ柔らかく吹く南風。 薫風(くんぷう) 心地よい初夏の南風。 涼風(りょうふう) かすかに秋の気配を感じる風。 金風(きんぷう) 秋に吹く風。 昔から秋のことを「金」と表現する。 野分(のわき) 野を分けて草木をなぎたおし荒れくるう暴風。 二百十日ごろ吹く。 芋嵐(いもあらし) 里芋の葉をゆらす風。 この風が吹いたら芋の葉をつむとよい。 隙間風(すきまかぜ) すきまから細く入り込む冷たい風。 風花(かざはな) 晴れている中、花のように雪がまう。 木枯らし 11月ごろ吹く、木の枝に残った葉を吹きとばしていく風。  

ありがとうございます。

  いくつ言えましたか? まだまだあるんでしょうね。 日本人は自然現象に名前を付けるのが大好き。 風お名前は「疾風(はやて)」「つむじ風」など、猟師や農家の人がつけた名だけでも2000以上といわれています。 四季折々に吹く風の名前ばかりでなく、吹き方によってもさまざま。 多彩ですね。 この感覚、大好き。 (旧文2014.03.22 再編)  ]]>

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