鑑みるの意味について学んでおきたい内容
鑑みる
こんにちは。
鑑みるの意味は、お手本となるものに照らし合わせることです。
ビジネス用語として使われる機会もありますが、あまり聞きなれない人もいるのではないでしょうか。
何かに対して比較する時に用いる「鑑みる」。
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鑑の意味
お手本を「かがみ」と例える場合がありますよね。
漢字で思い浮かべるのは「鏡」の方ではないでしょうか。
しかし、模範となるものを表現する「かがみ」は、物を映し出す鏡ではなく「鑑」を使うようになりました。
どちらを使って表現しても意味は同じですので間違いではありません。
しかし、区別をするとの意味も込めて鑑みるの「鑑」を用いられています。
映し出す「かがみ」が変化をして、生まれた言葉です。
由来を知ると、意味もわかりやすくなりますね。
孔子の言葉にも
「人は流水に鑑みる莫して、止水に鑑みる」これは孔子が弟子に答えた言葉です。
流れる水よりも、穏やかな水に自分を映すものであるとの意味がありますが、孔子の言葉にも「鑑みる」が使われていました。
難しい言葉が並んでいるようにも思えますが、意味を知ると大きく頷きたくなります。
気が付かないでつい使ってしまう表現
鑑みるの意味には、模範となるものを比較して考えるという意味がありますが、使い方にも気を付けたいですよね。
「~を鑑みる」と表現してしまうことが多くないでしょうか。
何気なく使ってしまいますが、正確にいうとNGです。
「~に鑑みる」との使い方が正しい使い方になりますが、「を」と「に」の使い方で鑑みる対象が変わってしまうのです。
お手本となるもの「に」照らし合わせて、よく見て判断することが正しい意味合いになります。
意味が同じように聞こえますが、解釈が違っていると後で気付く場合も。
この微妙な使い方が、日本語の難しさなのかもしれませんね。
言葉の奥の深さを感じる表現です。
やや硬い文章表現
気軽に使ってみたくなりますが、正しく使えているのかが難しいところです。
鑑みるの意味は曖昧な意味として受けとれるケースがありますが、理解できても疑問が残りモヤモヤする場合も。
考えてみると捉えるよりも照らし合わせると捉えることで、丁寧な印象を受けますよね。
言葉だけでみると硬い表現なので、ビジネス会話に多く使われています。
過去に対して使う言葉
鑑みるの意味は、振り返ることにも通じます。
過去の事例や出来事から、参考にしたい時に使いますよね。
「~を鑑みる」と無意識に表現してしまうことがありますが、普段から意識をすると誤った使い方を防げるのではないでしょうか。
報告書に使われる言葉として、自然と目にする機会が多いかもしれませんが、作成した後に再度確認しておくとうっかりミスにも気づいて安心です。
同じ意味を持つ言葉
鑑みると同じ意味を持つ言葉は、知識として覚えておくといざという時に役に立ちます。
照らし合わせる、熟考する、策をめぐらせるなどがありますよね。
似た言葉を用いると、表現力も豊かになって相手にも理解しやすくなります。
考えると同じと捉えられますが、ただ考えるだけでは意味が違ってしまいますので、ここも気を付けたいポイントです。
ありがとうございます
意味を知っているからと言って「~を鑑みる」と使ってしまうと、良いことを話していても相手の心に響かない場合があります。
ちょっとした違いですが、解釈すると大きく変わるので、気をつけたい表現ですよね。
言い方を間違えてしまうのではないかと心配な時は、難しい表現を使わずに違う語句を用いるのもコツに。
鑑みるは、意味を知っているようで知らないこともあって、詳しく学ぶと日本語の深さを感じますよね。
言葉の表現は実に幅広く、学ぶほどに面白さに気付かされます。
正しい言葉の使い方について改めて学び、楽しさを実感したいですね。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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